八王子古本まつり

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第16回八王子古本まつり 特集「百薬」第16回八王子古本まつり 特集「百薬」

第16回 八王子古本まつり
特集「百薬」

2017.5.3-5.7 10:00-19:00(荒天中止)期間終了

第16回 八王子古本まつり SPECIAL LECTURE
森で出会う百薬たちの世界

ひにち:
2017.5.4 14:00-17:00
ところ:
となりわ / 八王子市横山町9-10
参加費:
1,500円 + 1 order (満員御礼)

第16回 関連ニュース・トピックス

公式レポート(第五回)SPECIAL LECTURE「森で出会う百薬たちの世界」

クロージング・トーク

坂田

坂田

皆さん、楽しかったですか?(会場拍手)

「環境のことやネイチャーガイドをやっているのに、なぜ古本屋もやってるんですか?」ってよく聞かれるんですけど。
古本って書かれたものすべてが対象になるんですよ。それ一枚しかないものとか、そういうものも対象になる。同じものがたくさん並ぶっていうのは不可能で。出版されたけれどもすぐ品切れになって、もう手に入らないとか、そういうものがいっぱい溢れるんですよね。今は特に出版して売れないとすぐに並ばなくなっちゃうんですよ。

古本屋は「文化の防波堤」だと思っています。文化の多様性をかろうじて維持してるのは、私たち本屋なんですね。古本屋に来れば、もう出回らなくなったものにも、出会える可能性がある。

色んなものが知らない間に私たちの前から消えたりっていうことが多い。それは自然だけではなく、あらゆるものがそうなんですね。でも新しいものも出てくる。それを「こっちか、あっちか」じゃなくて、どういうバランスでいくかっていうことをみんなで考えながら、いい意味で「良い加減」で行くっていうのがいいのかなあ、と思いながら今日は小川さんのお話を聞きました。

小川

小川

僕の本「チベット、薬草の旅」は、森のくすり出版から出ています。実はこれ、僕の出版社です(会場驚)
某出版社に持ち込んで断られて腹を立てていた私に「自分で出せばいいんだよ、簡単だよ」と、そよ風のように言ってくださった方がいて、自分で作ることにしました。

本って結構大変なんですよ。紙の質、フォントの種類、紙の厚さ……。いろんなことを印刷所の人から聞かれて「わかんない」って(会場笑)手作りの本を手掛ける久島さんっていうすごいプロの方にコーディネートをお願いして、本当に手作りでやって、印刷所に自分で持ち込んでできた本です。「本って自分でできるんだ!」って思いました。
でもね、本って意外と儲かんないですよ(会場笑)だけどやっぱり名刺になります。

本を出してから、本屋に預かってもらえないんだってことに気がついて、著者自ら本屋に飛び込むという暴挙に出ました。本屋の方から「普通、著者自ら来ないですよ」って言われました(会場笑)

坂田

坂田

出版者の人が来るんですよね、普通は(笑)

小川

小川

そうみたいですね。いろいろ飛び込み営業して玉砕しましたね……。東京はなかなか難しいですね……。でも、下北沢のB&Bさんは置いてくださって。まあ、あれは嫁が行ったから成功したんですけどね(会場笑)
僕が行くと、ほぼ玉砕(会場笑)やっぱり著者が行くってダメみたい。著者が自分で行くと変な顔されるんです。ちょっと暑苦しいみたいで。(会場笑)

ま、そういう経験もこうしてネタにさせていただいてるんですけどね(笑)